幼児教室子供の天国・講師は量産出来たらおかしい


幼児教室で授業をする講師は、幼児教育の専門家とは限らないということをご存知ですか?
幼児教室を開業するために許可は要りません。
国家試験があるわけではありません。
オーナーが面接をして採用すれば、もうそれで講師になります。
もちろん教員免除や指導資格を持つ人も当然大勢います。
独学で豊富な知識と指導力を身につけている人も当然います。
しかし資格が無いので、教育者としての資質、適正がまるで無い講師も間違え無く存在します。
アルバイト感覚でやっている講師も間違え無く存在するでしょう。
彼等に心理学や脳科学の正しい知識があるとは到底思えません。
デタラメなことを言っている可能性さえあります。
子供天国は、講師になるための試験も研修もありません。
履歴書も見ません。
面接もしません。
そもそも教育者の適正は、試験の点数や履歴書で推し量ることなんて出来ないからです。
その代わり資質、適正は徹底的に見ていきます。
ようするに、私がこれまでに記述して来た指導を実際に出来れば講師として認可します。
子供の天国の授業は親子同伴です。
親子同伴で授業を受けて行く過程で、親は子供への指導法を身につけていきます。
同伴して来たお父さんお母さんが、家で正しく指導が出来るようになったら、講師も出来るはずです。
もちろん両親は、講師になりたくて同伴してきたわけではありません。
もちろんですが、講師になる必要はありません。
しかし講師として認定証を授与します。
あなたならここで講師として指導をしていけますよと声をかけます。
言うなれば、面接や研修にあたるものは普段の授業です。
授業を受けていれば、誰にでも講師認定の機会があります。
子供はいないけれども、指導法を学びたいという人は、大人のみで授業を受けることが出来ます。
講師志望者も同様、大人のみで授業を受けることが出来ます。
授業に参加し、講師のアシストをする過程で指導法を学んでもらいます。
そして実際に指導が出来るようになれば講師として認可します。
授業料以外、別途研修費用、試験認定費用は一切かかりません。
子供の天国教室はフランチャイズ方式ですが、教室開業にあたっての加盟金すらかかりません。
お金がかかりませんが、逆にお金を出しさえすれば認可したり加盟出来るものではありません。
実際に指導が出来なければ認可もしないし、加盟も出来ません。
お金を支払った、研修を何回受けたからといって、講師にはなれないようになっています。
「これではいつ講師になれるかわからないじゃないか?だからやりたくない!」
それでいいのです。
研修に参加さえすればなれるという考えの人は、ならなければいいだけの話です。
その人がいつ指導出来る人材になれるのかをどうしてこちらが約束しなければならないのでしょうか?
指導力を満たしていないのに、自身がやりたいという理由でやりたがるような人は、教育者に向いていません。
子供達に伝えたいという情熱が本物であれば、目指している過程で当然身に付くはずです。
学長の私と同等にならなければいけないとまでは言いません。
昔の癖でついつい答えを教えてしまうことがあっても、その大切さが理解出来、普段実践しているのであれば良いのです。
生徒や両親にどう指導していい解らない時に、あやふやなことを言わずに私に相談する姿勢であれば良いのです。
その自信すらない、それすら出来ないのであれば、実際講師が勤まりません。
これではなかなか講師が育ちません。
とても不効率です。
それでいいのです。
指導者、教育者が手っ取り早くなれたらおかしいのです。
量産出来てしまったらおかしいのです。
教育というものに効率を求めることは出来ないのです。
量産するのは簡単です。
認定の基準を甘くすればいいだけの話です。
名目上の研修を受けさせ、フランチャイズの加盟金を支払いさえすれば、開業出来るようにすればいいだけの話です。
この講師育成システムであれば、不適正な人が講師になることを防ぐことが出来ます。
答えを教えるものではなく、自身に見つけさせるものだ!
寺小屋形式であれば、学校教育の弱点を確かに補える!
学習生涯、発達障害、サヴァン傾向のある子供への深い理解がある!
脳科学に基づき、音楽創造性を培うことまでしている幼児教室なんて今まで聞いた事が無い!
これならば、これらのことに感動し、自分もそう指導出来る人間になりたいという人だけが講師になっていきます。
そもそも講師募集なんてしません。
無名の幼児教室に応募してくる人の大半は、インターネットで検索して上から順番に講師希望のメールを送り付けてくる人です。
自分から希望しているのに、こちらのメールに返事すらしない人がほとんどです。
教育関係の仕事を志望しているが、就職出来ずに困っている。
安易な考えで、教える立場の人間でありたいという自己欲求で応募してくる。
95パーセントの人がどちらかに当てはまります。
マナーすら知らなかったり「なりたいんですけどどうしたらいいですか?」というメールを平気でしてくる人です。
そんな人の中から選ぶより、生徒の両親の方が遥かに適任です。
自分の子供のために身につけた真心の結果だからです。
わざわざ募集をしなくても生徒の両親全てが候補者なのです。
当然講師になりたい、実際になる人はほんの一握りでしょう。
しかしそれでいいのです。
子供の天国では、このような経由で講師が育成されています。
安心して授業を受けて下さい。


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